●2006/02/12●
INITIAL C SECOND STAGE

 「うおおぉぉぉぉっ!!」
 「なにっ、枯れ葉がっ……!」

 ・・・・・・・



























































 枯れ葉どころじゃないYO!!!

 そんな訳で昨晩は天気が良かったので、(脳内で)下り最速と言われ
 (脳内で)白石峠下り専門として有名なINITIAL Cは、久しぶりに峠へ
 行ってきました。

 で、いつもと同じように峠へ向かい、入り口へたどり着きました。
 そして、そのまま峠に入ろうとすると……


一般車は入んなゴラァ!!の看板

 まぁ、この時期には良くある看板です。とはいえ、一般車は駄目とは……
 でも、この看板を見た時、INITIAL Cは思ったわけですよ。

 C「車の中でHeart To Heart(ToHeart2オープニングテーマ)が爆音で
   再生されてる車は一般車ではなく寧ろ逸般車。ということは、ノー問題
   ってこと?そうだ、そうに決まってる、いくぜバーニン!!」

 第一、一時間半もかけてここまで来たのに、引くわけに行かないっ!!
 ここは攻め、攻めの一手、神の一手(天国)に近づくには行くしかないっ!!

 そんな訳で、暗闇の山の中に態々設置されていた看板を無視し、INITIAL C
 は峠に侵入、そのまま山頂を目指す。無我の境地を極めた俺には、何も怖い
 ものは無いぜ!!

 2速<-->3速のシフトチェンジを繰り返し、軽快に山を登っていくマイカーの
 MR-S。山の中腹くらいまで上ると、暫くくだりが続く高速コースへと入る。

 ノリにノっていたINITIAL Cは、高速コースキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と
 ばかりにアクセルを踏み込む。そのまま3速から4速へ切り替え、スピード
 に乗ってコーナーを曲ったその瞬間!!!!





















































































ズルッ!!!
※車が40度ほど曲がり、とてもいい景色が見えた瞬間の音




 C「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!Σ( ̄□ ̄;;;;;;;;;;」


 急に視界に夜景が映し出され、咄嗟に逆ハン切ってシフトを2速へ、
 そのままエンジンブレーキをかけながら徐々にスピードを落とし、そのまま路肩
 ギリギリで停止。

 C「な、なんだ、なんだ一体!?( ̄□ ̄?」

 無我の境地を極めていたお陰で大事に至らなかったが、一体何が起きたのか
 さっぱりなINITIAL C。サイドを引いて車から出ると、そこには……




















































































一面白銀の世界な図

 C「雪が溶けてNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!」

 もう、雪って言うか、氷のリンクのようになってましたよ、ええ。
 もうね、なんていうかね、ミーのスポーツタイヤじゃこの氷はどうにも
 なりませんよ。そりゃ滑りますよ、車から降りた時滑りそうになったくらい
 ですから、ええ。つーか、よく立て直したなオレ。









 C「こりゃ、帰りは別の道を通った方が良いな」

 と、懸命な判断を下すINITIAL Cは、山頂から伸びる白石峠に目をつけた。
 帰りは行きの林道は通らず、遠回りして白石峠から帰ったほうがいいな。
 とりあえず、山頂の手前に峠の入り口があるから、山頂に行く前に少し様子を
 見てこよう。

 そう考えたINITIAL Cは注意しながら山頂を目指し、白石峠の入り口に
 たどり着く。そして車を止めると、入り口に近づき白石峠の様子を伺う…
































































































































アカギ「お前はその忠告・進言を無視したっ!」の図


 C「!!!Σ( ̄□ ̄;

 山を下るには、行きの林道か白石峠しかない、これは…これはまさか…
 まさかっ!!!

















 某リュウ「アンタ、背中が煤けてるぜ。」

 INITIAL Cの頭に言葉が響く。煤けてる、煤けまくってるYO!!
 つーか下りで凍結って、マジデすべるよツルツルだよクリリンだよ(意味不明
 も、もしや…あの看板はブラフではなく……本当だったというのかっ!
 くっ
、もう何がなんだかわからねぇ!!!>俺の行動が


 とはいえ、このままボーっとしているわけには行かないので、とりあえず
 山頂へ。山頂に到着後、1時間ほどでようやく朝日が昇る


INITIAL Cを嘲笑うかのような綺麗な朝日



数々の罠を乗り越え、生き残った勇者の図

 とりあえず予め買っておいた朝食(パン)を、朝日を眺めつつ食べはじめる。
 だが、INITIAL Cの頭の中は「凍結」の二文字で一杯だった。

 先刻の林道を進むか、それとも凍結注意の白石峠を選ぶか……悩みに悩んだ
 末に、INITAL Cに取った道は………


















































 C「もしかしたら、白石峠は凍結してなさげとか?」

 と、あまりに安易な考えではあったが、既に凍結しているとわかっている
 林道を進む気にはならず、そのまま白石峠へ。

 白石峠もかなり凍結していたが、林道ほどではなく何とか無事に山を下る
 ことに成功。そのまま大人しく自宅へ帰りました。


 今日は大変な目にあいましたが、一つ良い事を覚えました、それは…




















































 「普段置いてない看板があった場合には、ちゃんと信じようぜっ!」>あたりまえ

大変な目に会う前に、安全運転しようと誓ったINITAL Cであった。
#また峠行くけどね(懲りてない