ソルジャー某C(そるじゃぁぼうしぃ)

☆5/1(金)〜5/5(月)☆

世界の平和を守るヒーロー、その名は某C!
世界平和の影に彼の活躍があることを人々は知らない……

彼は人々の平和を守るため、今日もまた辛い修行に耐えるのであった!!



第三話 某C、某H県に立つ!!

………

(コンコン)

某C(ガチャ)
??「……」
某C「…来たか。」
某T「あぁ」

彼の名は某T、某S県で活躍中のヒーロー。
俺は彼と共に明日A県N市にて内密に行われる、世界中のヒーローが集まり世界平和についてお互い
情報交換を行う会議、「ヒーロー会議」(ゲーム製作OFF会)に出席する為に某T都を出発しようとしていた。

某C「…早く行こう、こうしている間に悪者が俺たちの行く手を阻もうと策を労しているに違いない。」
某T「あぁ俺も同じ事を考えていた所だ、奴らが襲撃してくる前に急がなくてはな…」

流石はS県のヒーロー某T、俺と同じ考えをしているとは……悪者との戦いの際には頼もしい仲間と
なってくれる事だろう。

前回の戦いで(前作、ソルジャー某C 第一話および第二話を参照)某Mが散って以来、我々ヒーローは
悪者達から一歩引く形になっていたが、この男ならば……

某Mのようにイメージ没頭しすぎて、必殺技を放つことなく散っていくような
事はないだろう……


某T「何をしている、早く行くぞ某C!」
某C「わ、解っている、行くぞ某T!!」

そうだ、クヨクヨしている場合じゃない……、ふぅ、某Mの事を思い出すと思わずブルーになってしまうぜ。
俺はヒーローだ、ちゃんと踏ん切りをつけないとな……


俺は気持ちを切り替え、某Tの愛車 ソルジャー号(ユーノス ロードスター) に乗り込む。
ソルジャー号は今日も良い音を出している、これならば無事に目的地へ辿り着けるだろう。

某T「え……っと、まずはH県へ行くのだったな。」
某C「おぉ、そうだった忘れていた。」

まずはH県のヒーローの家に行き、その後一緒にA県へ行く予定だった。
ただ、H県のヒーローの名は誰も知らず、ヒーローの間では「謎の戦士」と呼ばれていた。
同じヒーローとはいえ正体不明の戦士…油断は禁物だな……






ヒーロー号でソルジャー某C秘密基地を出た後、某S県某T秘密基地近くまでやってきた。

某T「ふぅ、そろそろコイツにメシを食わせてやらないとな。」
某C「メシ?」

俺は視線をメーターの方に移す、ソルジャー号の燃料はほぼ満タンに見えるが……

某C「おいおい、まだ全然余裕じゃないか。」
某T「いや、奴らの裏をかいてワープゾーン(高速道路)は途中まで使わない。通常空間(峠道)を通って
   途中からワープゾーンを使用する。」
某C「そうか、なるほど…流石は某T、そこまで考えていようとは……」
某T「ふぉ〜ふぉ〜ふぉ〜、この某T、常にヒーローとしての腕を磨いているのよ!!」

むぅ、流石は某T、俺も見習わなくては……







そして我々は通常空間(峠道)を目指し走り始める。だが、この時思いも寄らぬ出来事が!!!

某C「腹減ったなぁ……」
某T「某C、ヒーローたるもの空腹程度で動じていてはならん!」
某C「だが、腹が減っては戦は出来ぬと言うしなぁ…」
某T「……」
某T「ふむ、某Cの言う事も確かに理にかなっている。ここは一度ヒーローステーションM(モスバーガー)
   に寄っていくとするか。」

ソルジャー号をヒーローステーションMの脇に止める某T。そして、ソルジャー号から降りた某Cと某Tであった
が……

某C「ん?」
某T「どうした、某C?」

某C「……」
某C「こ、これはぁぁぁ!!!!」
某C「安全装置(タンクのキャップ)が外されている!!」
某T「な、なにぃぃぃぃぃぃ!!!!」

某C「な、なんていうことだ……もしこのまま走り続けていたら、途中燃料切れで俺たちは……」
某T「…くそっ、一体誰が……」
某T「ハッ、もしや今日の昼食に忘却剤を……それで俺は安全装置を再設置する事を忘れて……」
某C「むぅ、既に昼から奴らは我々の動きに気がついていたのか…、これは某H県まで気は抜けないぜ。」
某T「あぁ…とにかく安全装置を取りに帰らなくては…このまま長距離走行は辛い。」
某C「うむ、そうだな、早く戻ろう。」


危機一髪、某Cの鋭いチェックにより難を逃れた二人。
だが、これはまだ真の恐怖の序章に過ぎなかったのである!!







約20分後、安全装置を再設置した我々は再度某H県へ向けて走り出す、通常空間を軽快に走行していく
ソルジャー号、まさに我々の前に敵はなかった。だが…


某C「ふっ、敵どころか人一人見当たらないな。」
某T「あぁ、やはり我々の作戦は成功だったようだ、このまま某H県まで一気に行くぜ!!」


そう意気込んだ時だった、軽快に走る我々の前に、敵の思わぬ罠が立ち塞がるのであった。


某T「ふぅ、そろそろ十石峠だ……このまま一気に山を越えるぞ。」
某C「よし、ここを越えて一気にワープゾーンへ突入だ!!」


ソルジャー号(キキキッッッッッッ!!!)


突然止まるソルジャー号、突然の出来事に驚く某C。


某C「な、何だ一体、何があった!?」
某T「……」

某C「どうした、某T?」
某T「あ、アレを見ろ某C……俺たちはしてやられたのだ………」
某C「なにっ!?」



目の前の看板[この先○○Km、土砂崩れにより現在通行止めと
         なっております……(以下略)]



某C「ば、ばかな、土砂崩れだと、なぜこんな……しかも、土砂崩れが発生した日時が2年前では
   ないか……国は…国は何をやっているんだ!!」
某T「……」
某T「考えたくはないが……、既に国の一部も奴らの手に落ちた…そう考えれば自然だろう。」
某C「ば、ばかな、前回の戦いでアレだけ叩きのめしたというのに…」
某T「悪者の生命力はゴキブリ並だ、あの程度では本の一部分を壊滅したに過ぎない。」
某C「……」
某C「しかし、既にここが占拠されているということは……」
某T「あぁ、この後も当然、奴らの罠が待っているだろう。そう、俺たちは既に奴らの罠にはめられたのだ。」
某C「くっ、だがこのままこうしているわけにも行くまい、今はとにかく別の方法を考えるしかない。」


頭を悩ませる某Cと某T。近くにあった地図を元に、何とか同じ方向へ伸びる林道を見つけ、そこへ向う二人で
あったが……


某C「ふぅ、もう少しで例の林道だな…」
某T「あぁ、少し遠回りだったが、なんとかこれで先へ進めそうだ。」


流石にこんな所まで奴らの手が伸びているとは考えられなかった。某Cも某Tも、頭の中は既に山の先にあった。
だが、甘かったのだ、奴らがそんなヌルイ作成を立てるわけがなかった。


某T「よし、そこを曲れば林道だ。」
某C「……ん、某Tちょっとまて!!」
某T「なんだ、どうかしたのか?」
某C「あれを見ていろ某T!!」
某T「……こ、こ、こ…これはぁぁぁっぁ!!!」


目の前の看板[この先○Km、工事中のため通行止め(以下略)]

某T「な、な、なにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
某C「やられた…既に此方にも手が回っていたのだ…。」

土砂崩れ、工事、こんな事が二度にわたって起こるなどありえない。これは絶対に誰かが故意に行った事。
間違いない、奴らが…悪者が俺たちの行く手を阻もうとしている!!!


某T「くっ、どうする某C、ここまで抑えられたのではこの先は……」
某C「諦めるな某T、まだ未知は後一つ残されている。」
某T「だ、だがその道は俺たちの行く道からは大きくずれる、ココは一度峠を下りて……」
某C「だめだ、そんな事をすれば奴らの思う壺だ。ここなどんな手を使ってでもこの山を越える、それわ俺達の
   勝利に繋がるはずなんだ!!弱気になるな、弱気になれば死ぬぞ!!!」
某T「……そうだった、すまん某C。立て続けにワナが仕掛けられていて少し消極的になっていた。そうだ、俺達は
   ヒーロ!!ヒーローが悪者に屈すれば世は闇に染まってしまう!!」
某T「行くぞ某C、俺のソルジャー号はまだまだいけるぜ!!」
某C「それでこそ某Tだ、行くぞ!!」


気を取り直して先を進むソルジャー号。その先に見えてくるものは……。


某C「こ、ここか……」
某T「噂には聞いていたが、こ、こいつは……」

塩の崎峠、我々に残された最後の空間(峠)
しかし、入り口を見ただけでこの荒れようは一体……

某C「ま、まぁ、一応は国の保有空間(国道)、見た目に惑わされてはいけない。」
某T「そ、そうだな、どちらにしても俺たちに選択の余地はないのだから……」

再度気合を入れて空間へ突入するソルジャー号。
しかしほんの数百メートル走った先はなんと……

某T「な、なんだこの道はぁぁぁ、一斜線、ひねくり返った道、そしてそこらじゅうに見える落石の後!!!
某C「なんてことだ…こんどはワナがないと思って安心していたというのに、これはワナがないのではなく、
   あまりの荒れようにワナの仕掛けようがなかったということだったのか!!!」


一歩間違えば正に死!そんな空間を通り抜けていくソルジャー号。
流石に悪者もこの空間にだけは手を出す事が出来なかったようだが、ここはワナがなくてもそれ以上に
通り抜けるのが困難な空間だった。

だが、我々ヒーローにはどんな困難にも立ち向かっていく強い心がある!!我々は臆せず前へと進んだ
そして……


某T「ん、なんか開けてきたか?」
某C「確かに…おぉ!!」
某C「抜けた……この空間を抜けたのか!?」
某T「おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


我々はついに、奴らすらも手を出せなかった空間(峠)を抜けたのだ!!
やはり正義は最後に必ず勝つ、この鉄則はそう簡単に破られるものではないのだ!!!


某C「フフフ、やはり我々の手に掛かれば悪者などこの程度、恐るるに足らんな!!」
某T「まったくだ、二度にわたるワナにハメられた時にはどうなるかと思ったが……、まぁ少々遠回りをしたが
   ここで一気に……」
某C「そう、この近くにはワープゾーンへの入り口(インターチェンジ)があることは既に解っている、ここで一気に
   遅れを取り戻すぜ!!」


そのままワープゾーンへと入るソルジャー号。今までに増してスピードを上げ、一気に空間を走りぬけていく。
目の前には遮るものは何もなく、この時我々は勝利を確信していた……


某T「ふっ、もうA県N市まで一時間程度だぜ、まぁ、俺にかかれば奴らのワナもこの程度よ。」


意気揚々と先へ進むソルジャー号、だが、奴らのワナはまだ終わっていなかったのだ。


某C「ん、なんか様子がおかしいぞ?」
某T「おかしいって……全然普通に流れてるじゃないか。」
某C「いや、そうなんだけど、今なんか嫌な物を見かけたような……」


気のせいだと思った、ココまで来た我々を邪魔するものなんてあるわけ無いと…だが、なんだこの不安は…。


某C「……な、なにいぃぃぃぃぃぃ!!」
某T「ど、どうしたんだ某C!」
某C「どうしたもこうしたもない、アレを見ろ!」
某T「アレ?……あ…あぁぁぁっ…あーーーー!!」


ワープゾーンの電子掲示板[この先、K宮〜K南まで35Km渋滞……]

某T「ば、ばかな事故渋滞だと!? この先で一体何が……」
某C「はっ、奴ら……奴らの仕業だ!!」
某T「な、なにぃぃ!!!」
某C「我々が奴らのワナを抜けた事を知り、先に待機していた奴らの仲間が自ら事故って我々の道を阻もうと
   しているのだ!!」
某T「くっ、そうだったのか、敵ながら恐るべき奴らよ……」
某C「こうしてはいられない、次出口で一度通常空間に戻るぞ!」
某T「お、おお!!」



流石に35Kmの渋滞には耐えられないと踏んだ我々は、一度ワープゾーンから外れ通常空間に戻る事を
決心した。
だが、この選択をも敵に読まれていたことを、我々は知る由もなかったのだ。




某C「ふぅ、取り合えず今回も奴らのワナは避けられたようだな…。」
某T「……」
某C「どうしたんだ、某T?」
某T「あ、いや…なんでもない……ちょっと嫌な予感がしてな。」
某C「嫌な予感?」
某T「あぁ、別に根拠があるわけではないのだが……。」
某C「気のせいだろう、この長旅も既に折り返し地点を過ぎているんだ、流石に奴らのワナもこれが最後
   だろうさ。」
某T「…そうだと…良いがな……」




そんな某Tの不安をよそに、ソルジャー号は先へ先へと進んでいく。

某C「よし、そろそろS県だな…えーっと……」
某C「ん?」
某T「どうかしたか、某C?」
某C「いや、ここからS県に抜ける通常空間(峠)って一つしかないんだなって。」
某C「しかも…周りは山しかない…ぞ。」
某T「だが、その道しかないのだろう?」
某C「あぁ、この道以外にH県への道はない。」
某T「なら選択肢はないだろう、とにかく先へ進もう。」
某C「そうだな……。」




そう、考えている暇などない、目的地は正にあと2県越えた先にある。今は考えるより行動すべきだ。
だが、そうして「先へ進むしかない」という状況に追い込まれているこの状況こそが、奴らのワナであった
のだ!!




某T「さて、そろそろ例の峠に入ったようだな。」
某C「だがなんか……妙に傾斜がきつくないか?」
某T「そういえばそうだな。殆ど空へ向って走っているような……それに……」
某C「なんか道幅狭くなってないか…っておい、一台ギリギリかよ!」
某T「しかもなんか…ガードレールどころか崖がむき出し状態ないんですが……」
某C「……」
某T「……」

某C&T「落ちたら確実に死ぬ国道ってこんな恐ろしい所だったのか……



既に道とはいえない状態だった、道は白いコンクリを敷き詰めただけの全く舗装されていない状態。
丸見え、ガードレールどころか遮るものは何もなく
タイヤ一つ踏み外しただけで死亡決定。



奴らの狙いはこれだったのだ!!ただ目的地へ辿り着けなくするのではなく、俺たちヒーローをここで亡き者にする
為に誘導していたのだ。

そうすれば、あんな所で事故渋滞発生していた事も説明がつく、くそっヒーローともあろう物が奴らにまんまと騙されていた
のだ!!!


某C「ぐっ……ぐぅぅぅぅぅ!!」
某T「く、くそ…俺たちは…誘導されていたのか……」


ここまで来て始めて敵の真意に気付いた我々ヒーロー。
だが、ヒーローたるもの、悪者に背を向けるわけにはいかない。

そう、俺たちは正義のヒーローなんだ、どんな困難も乗り越え、世界を平和に導いてみせる!!!
それが俺たちヒーローの宿命なのだ!!!


某C「行くぞ某T、俺たちはヒーローここで敵に背を見せては、ヒーローの名が泣くぜ!!」
某T「おぉ、解っている。ここまで来て引き返してたまるか!!!」


気を取り直し更に上へと登っていくソルジャー号、だが暫くすると…


某C「ん?なんだ詰まってるぞ。」
某T「なんか人が車から降りてるが…一体……」


変なオッサン「ダメ、ダメダメダメ!!」

某C&某T「……」
某C&某T「はぁあああ???」


状況が飲み込めない我々は、ソルジャー号から飛び出し、山を自らの足で上へ…上へと登っていった。

某C「一体…一体何がダメだというのだ!!!!」
某T「この道が通れなければ、俺たちはもう……」

そう我々にはこの道しか残されていない。もう戻っている時間は無い。先へ進むにはこの道しかないのだ。


只管登った、無我夢中だった。そして暫くすると上から一人の一般市民が下りてくるではないか。
我々は何が起きたのか状況を聞いた。


某C「如何したんですか?」
オジサン「あぁ、上から車が下りてきてるんだけど、何台いるかわからないから。」


どうやら道幅が狭い為、取り合えず広い所で待っていただけのようだ。
全く下のクソオヤジは人騒がせである。


某C「ふぅ、ビビらせやがって。」
某T「ん、どうやら全部通り抜けたようだ、さっさと行くぞ。」


また新たに車が下りてくる前に、我々は山を登り始める、そして程なくして我々は峠を越える事になる。


某C「よし、もうすぐK府だ。ここを抜けて、O府かする様に縫い桁後は……」
某T「ついにH県だ!!!」


時間的にもうリミットギリギリだった。これ以上の遅れは許されない。
我々はとにかく急いだ、地図を見て、最短距離を目指した。

だが、運命の神は我々に試練を与え続ける、我々はその試練を一つ一つ越えていくしかなった。


某C「ふぅ、ようやく某K府か…しかし……」
某T「なんだ、この混み様は……」


ようやく辿り着いた某K府、だがそこは人人人、車車車。我々は再び渋滞に巻き込まれてしまった
のだ。

某C「く、くそう、どういうことだ……」
某T「全く動かん、だが一般市民に迷惑をかけるわけにもいかぬ。」
某C「しょうがない、ココはとりあえず地元である「謎の戦士」に助言を聞くとしよう。」

某Cは取り合えず地元である「謎の戦士」に助言を聞き、このピンチを切り抜けようと携帯で連絡を
取った。
すると、「謎の戦士」より思わぬ助言がぁぁ!!!


謎の戦士「あぁ、国道176号ね。あそこからずっと下で行くと、早くても2時間かかるよ。

某C「な、なにぃぃぃぃぃ!!」


実は一時間ほど前にも連絡を取っていたが、その時はそんな話は一切なかった。
「謎の戦士」…奴は本当に我らの仲間なのだろうか?
半信半疑のまま、俺たちは気を取り直し再度方針を練り直した。

某C「仕方ない、この先のICでワープゾーンへ入ろう。C道ならもしかしたら……」
某T「あぁ、そうだな、もうそうするしかない……だが……」

もう確実にヒーロー会議の待ち合わせ時間には間に合わない。どうすれば…如何すればいいんだ。
取り合えず携帯で根回しをし、合流できるように最低限の裏は取った。
だが、遅れは尋常ではない。現時点ですでに2時間遅れだ。


某C「よしC道だ!!」
某T「もしここにワナが仕掛けられていた……もうダメだ。」


不安を胸に、ソルジャー号はC道へと合流する。


某C「……」
某T「……」
某C「…よし、いける!!」

そうC道は問題なかった、このまま一気に某H県のKMまで一直線だ。
もう我々を遮るものはない、あとは只管先へ進むだけ!!









途中少々トラブルもあったが、渋滞に巻き込まれる事なくなんとか「謎の戦士」と合流。
そして、我々はそこで「謎の戦士」の正体を知り驚愕する。


謎の戦士「よぉ、久しぶりだな二人とも。」

某C&某T「お、おまえは!!!」

我々は眼を疑った。そう、目の前にはあの…前回の戦いで散っていったはずの某Mの姿が
あったのだ!!

某C「某M、お、おまえ無事だったのか!?」

某M「あぁ、あの後、ヒーロー協会の連中に助けられてな。皆には今の今まで連絡が取れ
   なかったが、あの戦いを後に俺はこのH県に配属になったんだ。」

某C「そうか…そうか……」

感動のあまりに某Cの頬に光るものが……同じ志を持つ偉大なヒーロー、その仲間が生きていた
こんな嬉しい事はないのだだだ!!

某M「今は再開を喜んでいる時ではない、もうヒーロ会議まで2時間を切っているのだ。」

某C「そ、そうだったな、急がなくては……」


これからK府に戻り、K府の新ヒーローI氏を拾った後、ヒーロー会議開催地であるA県N市へ行かなくては
ならない。ここでぼーっとしている暇はないのだ!!!


我々は某Mの「イメージ没頭号」(トルネオ)に乗り込み、K府を目指す。
「イメージ没頭号」は度重なる戦いのせいか、いたるところに傷が付いていた。


そしてK府にてI氏と合流、その後A県N市をさまよい……ついに……

某A県のヒーロー某U氏と、某SZ県のヒーロー某Yとの合流に成功。
そのまま秘密会議所(飲み屋)へ向い、我々はこの後の世界平和(ゲーム製作の進行方法)について
語り合った。


皆色々な問題を抱えているようだが、我々ヒーローは日々精進していかなくてはならない。
そして何時の日かこの世界を平和に導き、その時こそ我々の使命は果たされるのだ。
その日まで、我々は戦い続ける。悪者達が如何なる手を使ってこようと、我々ヒーローは正義の
名に書けて勝利を掴んでみせる。

そう、他のヒーロー達と約束し、某A県を去るのであった。



To Be Continue……第四話 CLICEついに○○!? へ続く。

 

第三話(完)





この物語はノンフィクションであり 、登場する団体・指名は全て実在です。
また、この物語上の出来事は約90%くらい事実に即しております(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



PS.次回は例の核心に触れることになります(^^;